もしも力を手に入れたなら

もしも力を手に入れたら

 

その力が一般的なものではなく

とてつもない強大なものだったなら

 

わたしは力を隠して生きるだろう

 

力は何かを壊す

強大なものであれば尚更で

触れたものをもれなく壊すだろう

 

守る為に振り回しても

きっと遠くの何かを傷つけるのだ

 

 

強大な力ではないから

力があるように振る舞う人がいるのだろう

きっと何も小さな存在だから

力を掲げて生きるのだろう

 

小さいからこそ

足りないからこそ

求めて、背伸びして大きく見せて

焦がれるのだと思う

 

ちっぽけな力が欲しい

他人が求めるサイズの

小さな力が

 

 

 

 

 

もしも自分が食べられるなら

もしも自分が食べられるなら

 

きっと不満はあるのだろう、

最愛の人に咀嚼されることすら不満はある。

 

きっと今日の夕飯も

不満を抱いていたに違いない。

 

明日の弁当も

不満があるに違いない。

 

 

毎日食べてるあの命も

きっと悔いはあったのだろう

 

自分がそちら側になった時

きっと納得はできないけれど

 

少なからず願うのだろう。

「自分を無駄にしてくれるな」と

 

 

 

もしも食べられるなら

とても優しい王様か

沢山の命を守る騎士の血肉になりたい

もしも小さくなれるなら

もしも小さくなれるなら

 

もしも小さくなれるなら、

どれくらいを希望するのだろう

 

単位はきっとセンチで

今より10分の1とか100分の1のサイズになるだろう

 

家具や身の回りの物は全て大きく感じて

 

グランドみたいなベッドで跳ね回り

海のようなお風呂に恐怖し

食べきれないほどのごはんに埋もれる

 

スマホもきっと特大の映画館だ

 

全ての景色が変わり

日常すべてが非日常に感じることだろう

 

でもきっとそれだけなんだ。

 

もっと小さい存在になって、

顕微鏡でも見えない世界に入りたいとは考えない。

 

世紀の大発見があるかも知れないし

本当に見たことない世界が広がってる

しかし憧れない

 

結局、私はこの世界が好きで

見える範囲で収まりたいんだ。

 

変わるのはきっと少しでいい。

 

「もしも」なんてなくたって

初めから小さい存在なんだなと感じてしまった

 

センチメンタル

もしもブログをはじめるなら

もしもブログをはじめるなら

 

もしもブログをはじめるなら、

きっと何も考えず始めるべきだ。

無理をしてもその人間の記事にはならないからだ。

 

 

自分という尊い価値に身を任せて

ただひたすらに気ままに文字を躍らせたら

きっと楽しい未来に繋がるだろう

自分がより見えてくるのだろう

 

必要以上に考えてしまう自分を変えたくて

必要以上に文字にしてしまう癖を消化したくて

 

私は毎日「もしも」を考えることに決めました。

 

もしもこの記事から始まる未来で

自分が救われているのなら

 

もしもここで考えたことが

少しでも誰かの心にゆとりを作れたら

 

「もしも」が持つ力を

「もしも」が感じさせてくれるワクワクを

すこしでも多くの人に届けたいと思います。