もしも空をとべるなら

もしも空をとべるなら

 

自分の力で空高く舞い上がりたい

目標があるわけではない

ただ、あの空へ向かって飛んでいきたい

 

 

何もない空をまっすぐに見つめて

風を受けながら高く高く羽ばたきたい

 

浮かぶよりも、私は羽ばたきたい

 

 

何もない見晴らしの良い高さまで来たら

雲を横目に、横になりたい

 

 

そしてゆっくりと

誰にも邪魔をされない空を満喫したい

 

 

そう。きっと『空』でなくてもいいのだ

とばなくてもいい。

 

 

誰もいない未知の場所で

心地よく上も下も分からなくなりたいんだ。